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睡眠と血糖値 [ひとこと養生記]

睡眠と血糖値

睡眠障害があると高血圧や動脈硬化が進行、心血管系疾患につながりやすいことは、以前からわかっていました。

最近の研究で、血糖値が高いほど、深い睡眠の時間が減少し、朝の血圧上昇が高まり、血管障害のリスクが増えることがわかりました。

睡眠障害は糖尿病の症状を悪くし、糖尿病は睡眠の質を悪くします。

で、睡眠障害を防ぐ薬は、睡眠の質だけでなく、糖尿病も改善すると報告されています。
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しっかり、眠ろう! [ひとこと養生記]

しっかり、眠ろう!

眠り短かければ、命短し

9月3日は9(グッ)3(スリー)の和英語呂合わせで「秋の睡眠の日」です。

睡眠は、脳と体を休ませ、傷んだ細胞を修復します。

寝ついてからの3時間にいっぱい分泌される成長ホルモンは、その名のとおり子どもの成長に欠かせないホルモンですが、大人では壊れた細胞や古くなった細胞を、新しい細胞に替える役割を担っています。

深夜から未明にかけて多く分泌されるコルチゾールは、脂肪やブドウ糖のかたまり(グリコーゲン)をエネルギーに変えるホルモンです。

十分な睡眠は脂肪を減らし、反対に睡眠不足は肥満を招きやすいことがわかっています。人間は寝ていても〝ダイエット〟をしているのです。

睡眠不足や睡眠の質の低下が続くと、高血圧や動脈硬化が進行し、心血管疾患、がん、認知症などのリスクが上昇します。

眠れぬ夜が長く続くと、心身の健康をそこね、ひいては寿命にも影響します。

「眠り短かければ、命短し」です。


眠らない国

「健康は何から出てくるかというと、よう食べて、よう働いて、よう寝る、この三つやの。

この三つさえ、自分に合うように上手に調和されとったら健康になる。

子供は子供、年寄りは年寄りに合うように、それをやっていったらよいわけやの」

昭和時代、多くの人びとに親しまれた百寿の高僧、京都清水寺の大西良慶和上のことばです。

日本人の睡眠時間は、よく寝ているフランスに比べると1時間も短く、韓国に次ぐ世界2位の「眠らない国」です。

なんらかの不眠症状に悩む人は、成人の30%以上。

不眠の解消には、睡眠薬を上手に使うのも一法です。医師にご相談を─。
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