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FAST! [ひとこと養生記]

 FAST!

 タイム・イズ・ブレイン!

 時間の損失は脳機能の損失。

 世界中の脳卒中治療医の合言葉です。

 患者さんが心得るべきセルフチェックのキーワードは、FAST。

 :face 顔の片側がゆがむ。

 :arm 片方の腕が上がらない。力が入らない。

 :speech しゃべれない。

 三つのうち一つでも異常だったら脳卒中の可能性は72%。

 :time すぐに救急をコール。

 ACT-FAST!(急いで行動せよ!)。
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アイ・アム・ウーマン [ひとこと養生記]

アイ・アム・ウーマン

 世界脳卒中機構は、2014年の世界脳卒中デーから、女性と脳卒中にスポットを当てた、「アイ・アム・ウーマン:脳卒中になったら」という世界キャンペーンを行っています。

 脳卒中の主要な危険因子をもつ女性は男性より多く、妊娠、経口避妊薬(ピル)の使用(特に高血圧のある女性の場合)、閉経後のホルモン補充療法、ホルモンバランスの変化など、女性特有の脳卒中の危険因子もあります。

 一生の間に脳卒中を起こす確率は、男性は6人に1人、女性は5人に1人です。

「脳卒中─私に何ができるか?」。

 この標語は、「だれでも脳卒中に対してできることがある」ということを意味しています。

 できることは二つ。

 一つは脳卒中の危険因子を知り、予防のための生活をすること。

 もう一つは、脳卒中が起こった時の症状や、どうしたらいいのか知っておくことです。

 つまり脳卒中は、予防が可能で、適切最良の治療の選択が可能な疾患なのです。
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病は血管から! [ひとこと養生記]

病は血管から!

 10月29日は「世界脳卒中デー」です。

 脳卒中、心臓病、腎臓病、閉塞性動脈硬化症……いのちにかかわる血管の病気の根本は全身の動脈硬化です。

「病は血管」からです。

 動脈硬化の進行は、超音波検査などでわかります。
 
 脳卒中で圧倒的に多いのは、患者数約140万人の脳梗塞です。

 脳梗塞の大きな一因は、首の動脈が狭くなった「頸動脈狭窄症」です。

 頸動脈狭窄症も、狭心症・心筋梗塞と同じようにカテーテルを使って治す血管内治療ができます。

 気になることがあったら、早めに脳神経外科や循環器内科の専門医に相談しましょう。
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脳いきいき! [ひとこと養生記]

 歩いて脳いきいき!

スコットランドのエディンバラ大学の研究チームは、638人の高齢者を対象に、家事や軽い散歩から競技などの激しい練習まで、運動の種類と時間を調べました。

結果、MRI検査による脳の萎縮が最も少なかったのは、「ウォーキングを行っている人」でした。

米カンザス大学医学部の研究チームも、65歳以上の男女101人を、運動を行うグループと、行わないグループに分けて、認知機能の変化を調べ、ウォーキングの効果を実証しました。

効果の理由は、歩いたり走ったりするとき、下半身の骨格筋にある緊張筋がいっせいに収縮し、脳を刺激するから─。

簡単にいえばそういうことのようです。

足の老化を防げば、頭の老化も防げます。

強い足には冴えた頭脳が宿る=中国の古言。

秋です。歩きましょう!

天高し 歩くと道が伸びるなり 池田澄子
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魔法の薬 [ひとこと養生記]

 魔法の薬

「糖尿病や肥満を改善し、がんのリスクも下げる、認知症も予防してくれる<魔法の薬>がある。

1日30分のウォーキングを毎日続けることだ」

先年、英国科学協会主催の「科学フェスティバル」で、英国の著名な医学者が講演しました。

「はじめは短い距離を歩くだけでも、続けていれば体力がつき、距離を延ばすことができる。

大切なことは、いま始めることなのです」と。

同じことを2016年8月、米デューク大学医療センターが、欧州糖尿病学会の学会誌に発表しました。

「1日2キロのウォーキングを続けることで血糖の上昇が抑えられ、糖尿病が改善される」と。

「今回の研究で得られたメッセージはシンプルなものです。

糖尿病の治療を難しく考える必要はありません。

毎日の生活にウォーキングの時間を少しつけ加え、そして、高脂肪の食品を避けて、食事全体のカロリーを少し減らすだけで、体は確実に変化します」

研究チームのウィリアムクラウス教授はそう話しています。
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キノコの食効 [ひとこと養生記]

 キノコの食効

茸狩(たけがり)や見付けぬ先の面白さ   山口素堂

キノコ狩りは、山歩きの楽しさに秋の味覚がついてくる、この季節ならではの行楽だ。キノコは焼いてよし、煮てよし、汁もよし、ほこほこと炊かれた飯もうまい。

独特の風味に加え、健康食材としても優れている。

種類による多少の差はあるが、生キノコの90%は水分、その残りで最も多いのが食物繊維のキチンやβグルカン。

消化されずにおなかを通過し、糖質や脂質の吸収を抑え、腸の動きを活発にする。

いくら食べても太る心配がなく、血中コレステロールを抑制し、便秘を解消する。

ビタミンB1・B2や、日光(紫外線)に当たるとビタミンDに変わるエルゴステロールも多い。

高血圧を抑制する働きが確認され、免疫力を増強し、活性酸素を消去する成分の研究も進められている。

自分の手で取れば味も格別だが、気になるのは、毒キノコ。

毎年全国で毒キノコによる食中毒が40~80件発生している。

食べられるキノコと毒キノコを見分けるのは専門家でも難しいとか。

よくよく気をつけて……。
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コーヒーの薬効 [ひとこと養生記]

コーヒーの薬効

コーヒーをよく飲む人は、糖尿病、肝臓がんを発症しにくいなど、コーヒーの健康効果はいろいろわかっています。

一方、飲みすぎに気をつけないといけない人もいます。

重い心臓病や腎不全、緑内障の人はリスクが高まる恐れがあります。

妊婦も要注意です。

欧州食品安全機関は、成人の場合、1日のカフェイン摂取量は400㍉㌘未満(コーヒー4~5杯)、1回200㍉㌘を超えないことが、健康上望ましい、と提言しています。
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新規5大関連病 [ひとこと養生記]

健康の元に!

腎臓や心臓や眼やそのほか「万病の元」といわれる糖尿病。

厚生労働省は、糖尿病に伴って起きやすい「新規5大関連病」の専門医が一緒になって取り組む研究班を作りました。

新規5大関連病とは、アルツハイマー病、がん、骨折、うつ病、歯周病です。

糖尿病の生活療法<適切な食事、適度な運動、十分な休養と睡眠>は、万人共通の養生法です。

しっかり守って、糖尿病を「一病息災、健康の元」にしましょう。
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木の葉髪… [ひとこと養生記]

 木の葉髪…

 秋の抜け毛を俳句の季語では、落葉になぞらえて「木の葉髪(このはがみ)」といいます。

 木の葉髪泣くがいやさにわらひけり   久保田万太郎

「抜け毛」を「薄毛」につなげない養毛法は、まずマッサージ。
 
そして、食生活。

栄養のバランスのとれた食事は、髪の健康にもいいのです。

でも、リッパなハゲには風格がただよいます。

原稿で食べて十年(ととせ)のこの春に 脳天ばかり光ますらん    長谷川伸

あかがねの色になりたるはげあたま かくのごとくに生き残りけり    齋藤茂吉
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秋の髪の毛 [ひとこと養生記]

秋の髪の毛

秋は抜け毛の季節。

人の髪の毛の寿命は2~7年、1日平均100本ほど抜けますが、秋の抜け毛はやや不自然に多い。

原因は夏場の強い紫外線です。

しかし、秋の抜け毛がそのまま薄毛につながるわけではありません。

秋は、髪の毛にとっても好適の季節。

頭の地肌がベタベタせず、乾き気味がよいので、頭皮のダメージが修復されやすいのです。

「長~い友」の髪を大切に!

10月20日は「頭髪の日」でした。

言わずもがなのことながら、十(トー)と二十日(ハツカ)の語呂合わせ。
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