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九月の風 [日記・雑感]

九月の風


 谷川の岸に小さな学校がありました。

 …………

 さはやかな九月一日の朝でした。青ぞらや風がどうと鳴り日光は運動場いっぱいでした。

 …………

 しんとした教室のなかに……をかしな赤い髪の子供がひとり、座ってゐたのです。
      
     宮沢賢治「風の又三郎」



風がすぎていったら

しづかに耳をすますがよい

野山が笛を吹いてゐる

       竹中郁「風」



秋来(き)ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる   藤原敏行



吹くからに秋の草木のしをるれば むべ山風をあらしといふらむ   文屋康秀



物いへば唇寒し秋の風     松尾芭蕉



涼しさや鐘を離るる鐘の音   与謝蕪村



淋しさに飯を食ふなり秋の風   小林一茶



くろがねの秋の風鈴鳴りにけり  飯田蛇笏
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夏ばて特効食品 [ひとこと養生記]

夏ばて特効食品

夏ばては栄養不足からも起こります。

ビタミンB群は、気温が高いと体内での消費が増えるので、ほかの季節の3~4倍も多く必要です。

B群(特にB1)が不足すると、疲労けん怠感など軽い脚気症状が現れます。

ビタミンB群は、豆類、緑黄色野菜、肉類(特に豚肉、レバー)、牛乳などに多く含まれています。

“ニラレバいため”は夏ばて解消の特効料理といえます。

8月31日は「野菜の日」。
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ご存じですか? [ひとこと養生記]

ご存じですか?

加齢黄斑変性(加齢黄斑変性症)。

これ、どんな病気かご存じですか。

目のフィルムの役目をする網膜の中心部の「黄斑」に異常が生じる病気です。

ある製薬会社の調査では、「目の病気」と答えた人は20%だけだったそうです。

片目をつぶると、

「物がゆがんで見える」

「見たい部分が黒く見える」

「左右の目の見え方がちがう」

というようなときは眼科で詳しい検査を受けてください。

直射日光を浴びるのと、タバコがいちばんよくないといわれています。

タバコ、やめましょう!

サングラスをどうぞ!
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男の季節病 [ひとこと養生記]

男の季節病

国内患者100万人、潜在患者1000万人、その95%は男性。

夏は痛風発作が起こりやすい季節です。

汗をたくさんかき、尿の量がへり、血液中の尿酸がふえるからです。

痛風発作を防ぐには、水分を多くとって、尿の量をふやすこと。

ただし、ビールの飲みすぎは逆効果です。

軽い運動は尿酸値を下げますが、激しい運動は逆に上げます。大汗かく運動は禁物。

痛風薬心得

痛風発作(足の親指の激痛など)は、血中尿酸値が上がるために起こります。

しかし、発作の最中に尿酸値を下げる薬を飲み始めると、かえって発作が長引きます。(ただ、それまで飲んでいた場合はそのまま飲みつづけます)。

発作中の治療は炎症を抑えることに集中します。

痛風発作の治療と、高尿酸血症の治療をごっちゃにしてはいけません。
タグ:痛風薬 痛風
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ヨーグルトの勲章 [ひとこと養生記]

ヨーグルトの勲章

ヨーグルトなどの「プロバイオティクス」食品は、高血圧の改善や予防に効果的で、心臓病や脳卒中のリスクが軽減すると、米国心臓病学会発行の医学誌『ハイパーテンション』に発表されました。

プロバイオティクスとは、腸内細菌叢(そう)のバランスをよくする生きた微生物のこと。ビフィズス菌などの乳酸菌が代表的で、ヨーグルトや乳酸菌飲料に多く含まれています。

ヨーグルトの勲章が、また一つふえたようです。
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老化の元凶=AGE [ひとこと養生記]

老化の原因物質

食事でとり入れた糖分のうち、エネルギーとして使い切れなかった糖が、体内のたんぱく質と結びついた(たんぱく質が「糖化」した)ものを、AGE(終末糖化産物)といいます。

老化の原因物質とされています。

血管にAGEがたまると、動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなります。

AGEが骨に蓄積すると骨粗鬆症、目に蓄積すると白内障の一因となります。

アルツハイマー病などとの関連も指摘されています。

糖化を防ぐには炭水化物のとりすぎを避けることはもちろん、血糖値を急激に上げない食事の仕方(食べる順番)も重要です。

食後30分~1時間の血糖値が高くなったとき、AGEが最もできやすいからです。

血糖値を上げやすいご飯やうどん、パンなどの炭水化物の前に、野菜や海藻類、きのこ類を先に食べると、食後血糖値の急激な上昇を抑えることができます。

野菜には高い抗糖化作用があることもわかっています。

早食いも食後の血糖値を上昇させやすいので要注意です。
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「朝ドラ立見」の効果 [ひとこと養生記]

「朝ドラ立見」のすすめ

「1週間に5日、1日3時間立ったまま過ごすと、約75O㌔㌍が余分に消費される」

という研究を、英チェスター大学のバックリー教授(運動科学)が発表しました。

1年間では約3万㌔㌍を多く燃焼し、約4㌔㌘の体重をへらすことができ、1日9時間座ったまま過ごした場合に比べ、糖尿病のリスクが12%、心臓病のリスクが47%、低下する──ということです。

まずは朝ドラを立ったまま見ることにしませんか?

「立ったまま」の効果

立った姿勢では体重は筋肉に分散しますが、座ると背骨の自然なカーブが歪み、背中の筋肉に負担がかかり、肩こり、背中の痛み、座骨神経痛などが起こりやすくなります。

「英国の労働者の8割は体に慢性的な痛みを感じている。デスクワークの時間が長く、体に無理な負担がかかっているのが要因です」とバックリー教授は説明しています。

立位時間をふやすと、肩こりや背中の痛みの対策にもなるわけです。
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サルコペニア肥満 [ひとこと養生記]

サルコペニア肥満

加齢とともに筋肉がへり、機能が低下した状態を、サルコペニア(加齢性筋肉減少症)といいます。

それと肥満が重なった「サルコペニア肥満」は、通常の肥満より怖い。

筋肉減少は転倒骨折のリスクを大きくし、脂肪の増加は糖尿病や高血圧、脂質異常症を悪化させる原因になるからです。

サルコペニア肥満を防ぐ必須条件は、よい食事と適切な運動。

良質のたんぱく質(卵、牛乳、肉、魚など)をとり、ウォーキングを─。
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息切れ? 心不全? [ひとこと養生記]

息切れ? 心不全?

高齢者に多くみられる心不全は、心臓のポンプ機能がうまく働かなくなった状態です。

原因は、心筋梗塞、高血圧、心臓の筋肉の働きが低下する心筋症、心臓弁の病気、不整脈など。

心臓から分泌されるホルモン=BNPの数値が100以上だと治療の必要な心不全の可能性があります。

「体を動かすと、息切れがする」

それ、もしかしたら心不全の症状かもしれません。

心不全は、初期に気づいて適切な治療をすれば、安定しやすいことがわかっています。
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スローカロリー [ひとこと養生記]

スローカロリー

「脂質を過剰に摂取し、糖質の消化吸収が速い“ファストカロリー”の食が、肥満や生活習慣病を増やします」

「糖質の質と摂り方を改善、消化吸収の遅い“スローカロリー”に変えることで生活習慣病を減らせます」

と予防栄養医学者の家森幸男先生が糖尿病学会で講演しました。

「大豆に加え、米、魚、野菜、海藻を摂る日本食は、塩分摂取をひかえ、カルシウム不足を補えば、世界有数の健康長寿食になります」。
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