SSブログ

秋の花 [日記・雑感]

秋の花


萩(はぎ)の花尾花(おばな)葛花(くずばな)瞿麦(なでしこ)の花女郎花(おみなえし)叉(また)藤袴(ふじばかま)朝貌(あさがお)の花   山上憶良



菊の香や奈良には古き仏たち   松尾芭蕉



朝顔や一輪深き淵(ふち)の色   与謝蕪村


鶏頭の十四五本もありぬべし   正岡子規



野に出でて竜胆(りんどう)愛(め)でし けふも暮れぬ  山口誓子



花が 咲いた

秋の日の

こころのなかに 花がさいた 
      八木重吉「秋の日の こころ」

秋のうた [日記・雑感]

秋の句歌

ああ、秋…。


きのふより更に高しと思ふ天   田村了咲


にょつぽりと秋の空なる富士の山   上島鬼貫


秋高し吾(わ)白雲に乗らんと思ふ   夏目漱石


誰彼もあらず一天自尊の秋   飯田蛇笏


あまの原ふりさけみれば春日なる三笠の山にいでし月かも   安倍仲麻呂


月天心貧しき町を通りけり   与謝蕪村


空をあゆむ朗朗と月ひとり   荻原井泉水


蟻(あり)台上に飢えて月高し   横光利一


赤とんぼまだ恋とげぬ朱さやか   佐野青陽人


柿くはばや鬼の泣く詩を作らばや   正岡子規


粟(あわ)一粒秋三界を蔵しけり   寺田寅彦


秋になると

果物はなにもかも忘れてしまって

うっとりと実のってゆくらしい

           八木重吉「果物」
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。