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転ばないで! [ひとこと養生記]

 転ばないで!

10月10日は「転倒予防の日」でした。

英語の「10(テン)」と和語の「十(トオ)」の語呂合わせです。

日本転倒予防学会が2004年に決めました。

「風邪ひくな、転ぶな」は、高齢者のだいじな心得です。

風邪は命取りの肺炎に進展しやすいし、転倒は骨折を招きやすいからです。

転倒で最も困るのは、足の付け根の骨が折れることです。

それをきっかけに寝たきりになったり、いろんな併発症が起きたりして、約10~30%が命を失うといわれます。

老人はなぜ転びやすく、骨折しやいのか。その背景にあるのは、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)と骨粗鬆(そしょう)症です。

運動器とは、早くいえば手足や腰のことです。

体のバランス能力や歩行能力が低下し、ふらふらして転びやすくなったり、歩くのにつえが要るようになったりする、高齢者に多くみられるそうした状態を、日本整形外科学会が、ロコモティブシンドローム(ロコモ)と名づけました。

骨粗鬆症は、骨を作っているリン酸カルシウムが減って、骨に小さな穴がたくさん開いて、もろく折れやすくなった状態です。

転倒と骨折を防ぐには、体のバランス能力を高めることと、骨を強くすることの両方が大切です。

自治体などの「転倒予防教室」では、両方を防ぎ、改善する「ロコモ体操」を教えてくれます。

体がふらふらしてつまずきやすい、階段の上がり下りに足が痛い…。

そんな人、ぜひ、ご参加を!

「転ばぬ先のトレーニング」。

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