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刺絡療法&爪もみ [健康小文]

 刺絡療法

交感神経の過緊張が病気をつくる。

ならば、副交感神経優位の状態にすればよい。

むろん実際の理論はこんな簡単なものではないが、

「福田─安保理論」にもとづく自律神経免疫療法を、臨床の場で活かすことを始めた福田稔先生が、究極の治療法として出会ったのが「刺絡」だった。

刺絡は、鍼灸(しんきゅう)治療の一種。

ある文献に──、

「刺絡は自律神経の異常高進をおさえ、交感神経と副交感神経の調和をはかる」

──と述べられていた。

その治療手技の最もシンプルな一つは、手足の指先にある井穴(せいけつ)というツボを注射針やレーザーで刺激するだけだという。

福田先生は、希望者に対する刺絡治療と、免疫力の指標である白血球の状態を調べることを始めた。

すると、症状の改善と併行して白血球の数値が理想的に向上していくことがわかった。

「白血球の動きを把握していると、刺絡療法の効果は手に取るようにわかる。

治療を進めていく大きな自信になった」

─と、自著「難病を治す驚異の刺絡療法」(マキノ出版)で述べている。
 

 驚異の爪もみ

自律神経のバランスを整えて病気を治す自律神経免疫療法=刺絡療法の考案者、福田稔先生が、誰でもいつでもどこでもやれる──と勧める健康法がある。

やり方はごく簡単。

手足の爪の生えぎわを親指と人差し指で押しもみするだけでよい。

爪の生えぎわの両角には、東洋医学で自律神経の調整ポイントとされる井穴(せいけつ)というツボがある。

神経線維が密集する感覚の鋭敏な部位なので、

「刺激が瞬時に自律神経に伝わり、バランスを整えることができる」という。

試しにやってみたら、なんとも心地よい痛みが生じた。

5本の指を順々にもんでいくと、体がシャンとなっていく気がする。

福田先生によると、血流が促進され、体内でつくられた老廃物が血流に乗って排せつ器官に運ばれ、汗や呼吸、尿、便とともに体の外に捨てられる。

体の熱を運ぶ血流により冷えた体が温まり、冷えが解消され、冷えによる体の不調がめきめき改善する。

「世界中の人に知ってほしい21世紀のエコ治療」爪もみは、五木寛之さんの「養生法」の一つでもあるそうだ。
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