年末年始糖尿病 [ひとこと養生記]
年末年始糖尿病
年末年始の休み─現代人の生活は普段でも不摂生になりがちですが、休日が続くと一段とゆるんでしまいます。
そこへもってきて、大みそかから正月中の食生活、夜更かし、運動不足…と体を甘やかす条件が重なります。
糖尿病の人には特に要注意の季節、気を引き締めて節制しないと、病気を悪化させてしまいます。
正常値の100程度にコントロールされていた空腹時血糖値が、正月休み明けには200近くに上がっている例はザラにみられ、食べ過ぎ・飲み過ぎによる「糖尿病性昏睡」を起こす人さえあると聞きます。
血液の酸性化と脱水のため脳の働きが低下して意識が薄れ、昏睡に陥るもので、前兆として食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、多尿、のどの渇きが起こります。
ただちにインスリンを注射しないと生命にかかわります。
*
世界糖尿病デーの11月14日、国際糖尿病連合は、世界の糖尿病患者が3億人を突破したと発表しました。
1位は中国の9000万人で、2位インド、3位アメリカと続き、日本は6位の1070万人です。
糖尿病を完治する方法は、いまはまだありません。
しかし、糖尿病でも元気に長生きしている人はたくさんいます。
糖尿病と糖尿病の合併症の危険性についてよく知り、正しい知識をもち、生活管理がきちんとできている人たちです。
つまり頭のいい自制心の強い人たちです。
年末年始の休み─現代人の生活は普段でも不摂生になりがちですが、休日が続くと一段とゆるんでしまいます。
そこへもってきて、大みそかから正月中の食生活、夜更かし、運動不足…と体を甘やかす条件が重なります。
糖尿病の人には特に要注意の季節、気を引き締めて節制しないと、病気を悪化させてしまいます。
正常値の100程度にコントロールされていた空腹時血糖値が、正月休み明けには200近くに上がっている例はザラにみられ、食べ過ぎ・飲み過ぎによる「糖尿病性昏睡」を起こす人さえあると聞きます。
血液の酸性化と脱水のため脳の働きが低下して意識が薄れ、昏睡に陥るもので、前兆として食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、多尿、のどの渇きが起こります。
ただちにインスリンを注射しないと生命にかかわります。
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世界糖尿病デーの11月14日、国際糖尿病連合は、世界の糖尿病患者が3億人を突破したと発表しました。
1位は中国の9000万人で、2位インド、3位アメリカと続き、日本は6位の1070万人です。
糖尿病を完治する方法は、いまはまだありません。
しかし、糖尿病でも元気に長生きしている人はたくさんいます。
糖尿病と糖尿病の合併症の危険性についてよく知り、正しい知識をもち、生活管理がきちんとできている人たちです。
つまり頭のいい自制心の強い人たちです。
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