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虫刺され皮膚病 [ひとこと養生記]

 虫刺され皮膚病

 生後半年ごろから学童期の子どもの手足にブツブツができ、引っかくとふくれて小豆粒くらいになる。

 ときには水ぶくれになる。かゆみが強いのが特徴で、夜、寝床の中で温まるとひどくなる。かくと周りへ広がっていく。

 手足の次に胴体にできやすい。顔や頭には少ない。

 小児ストロフルスと呼ばれる。

 昔から使われている病名だが、その本態はあいまいで、食事アレルギー、精神的ストレス、胃腸障害などが疑われたが、ほとんど否定され、現在では虫刺されに対する過敏反応といわれている。

 従って夏に多くみられるが、生活環境の改善とともに減っている。

 ただ、皮膚の敏感な滲出(しんしゅつ)性体質が関係するので、なりやすい子はいる。

 皮膚科医が教える日常生活の注意は、第一に虫刺されの予防。

 刺されたときは、冷たくしたガーゼやタオルを当てると、はれやかゆみを軽くする。

 手を清潔にし、つめを切る。入浴はぬるま湯、石けんは刺激の少ないものを─。

 治療はステロイド外用剤を塗り、かゆみに対しては抗ヒスタミン剤をのむ。
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