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ひとこと養生記 CTEPH(シーテフ) [健康]

 5月5日は「世界肺高血圧症デー」です。

 肺高血圧症は、心臓(右心)から肺へ血液を送る血管(肺動脈)の血液が流れにくくなり、肺動脈の血圧(肺動脈圧)が高くなる病気です。

 生活習慣病の高血圧症とはまったく別の病気です。

 大きく五つのグループに分けられます。

 第1群 肺動脈性肺高血圧症

 第2群 左心性心疾患に伴う肺高血圧症

 第3群 肺疾患および/または低酸素血症に伴う肺高血圧症

 第4群 慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)

 第5群 詳細不明な多因子のメカニズムに伴う肺高血圧症

 原因のわからない肺高血圧症=原発性肺高血圧症は、厚生労働省の特定疾患(難病)に指定されています。

 慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH=シーテフ)もその一つです。

 肺と心臓の血液の流れが悪くなるので、息苦しさや身体のだるさ、胸の痛みなど様々な症状があらわれます。

 治療法としては、肺の血管の血栓を取り除く外科手術や、カテーテル(中が空洞の細く柔らかい管)で血管を広げる治療が行われており、最近では肺動脈を広げる作用を持つ内服薬での薬物治療もあります。

 世界肺高血圧デーを前に、製薬会社のバイエル薬品は、全国の20代~60代の男女1000人を対象に、「シーテフと難病に対する意識調査」をおこないました。

 結果、難病に対する認知度の低さが浮き彫りになりました。

 とりわけシーテフの認知度は最低、1割そこそこでした。
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