ひとこと養生記 トイレ我慢しないで! [健康]
長い連休が始まります。
長距離旅行のさい気をつけなければいけない一つが「エコノミークラス症候群」。
長時間のフライトで、足の静脈にできた血栓が、血管を流れて、肺の動脈に詰まる病気です。
窮屈な座席が原因といわれますが、ビジネスやファーストクラスの乗客にも起こっているし、新幹線や長距離バスなどでの発症例もあります。
関連学会は「ロングフライト血栓症」「旅行者血栓症」を提唱、いまはそう呼ばれることも多いです。
長時間フライトでの発症は、成田赤十字病院や日本医大千葉北総病院などのデータ分析で、窓際の席や女性客に多いことがわかっています。
海外では男女差はないとの報告がありますが、日本の女性に多いのは、身長が低く足が椅子に密着し圧迫されやすいことや、通路側の人に遠慮してトイレを我慢、席を立たないことが影響しているようです。
日本旅行医学会がすすめる予防7ヵ条。
①2~3時間ごとに歩く。
②不自然な姿勢で寝込んでしまったり、長時間歩かないままになってしまったりするので、睡眠薬は使用しない。
③水分を補給する(飛行中は1時間に80ccの水分が失われる)。
④ゆったりした服装を。男性はズボンのベルトをゆるめる。
⑤女性や高齢者は通路側に座る。
⑥血行を悪くするので足は組まない。
⑦座席でかかとやつま先の上下運動と腹式呼吸を1時間ごとに3~5分。
どうぞ、お気をつけて、よいご旅行を!
長距離旅行のさい気をつけなければいけない一つが「エコノミークラス症候群」。
長時間のフライトで、足の静脈にできた血栓が、血管を流れて、肺の動脈に詰まる病気です。
窮屈な座席が原因といわれますが、ビジネスやファーストクラスの乗客にも起こっているし、新幹線や長距離バスなどでの発症例もあります。
関連学会は「ロングフライト血栓症」「旅行者血栓症」を提唱、いまはそう呼ばれることも多いです。
長時間フライトでの発症は、成田赤十字病院や日本医大千葉北総病院などのデータ分析で、窓際の席や女性客に多いことがわかっています。
海外では男女差はないとの報告がありますが、日本の女性に多いのは、身長が低く足が椅子に密着し圧迫されやすいことや、通路側の人に遠慮してトイレを我慢、席を立たないことが影響しているようです。
日本旅行医学会がすすめる予防7ヵ条。
①2~3時間ごとに歩く。
②不自然な姿勢で寝込んでしまったり、長時間歩かないままになってしまったりするので、睡眠薬は使用しない。
③水分を補給する(飛行中は1時間に80ccの水分が失われる)。
④ゆったりした服装を。男性はズボンのベルトをゆるめる。
⑤女性や高齢者は通路側に座る。
⑥血行を悪くするので足は組まない。
⑦座席でかかとやつま先の上下運動と腹式呼吸を1時間ごとに3~5分。
どうぞ、お気をつけて、よいご旅行を!
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