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ひとこと養生噺(32)啓蟄  [健康]

 陽気激変、ご用心! 

 きょう(3月6日)は二十四節気の啓蟄(けいちつ)。地中に眠っていた虫たちがはい出す、といわれる日です。

 蜥蜴(とかげ)以下啓蟄の虫くさぐさなり

 穴を出る蛇を見て居る鴉(からす)かな

 どちらも高浜虚子の句です。

 もっとも、啓蟄のころに実際に虫が見られるのは九州南部や四国南部から沖縄にかけてだけで、関東から近畿は3月下旬、東北北部は4月中旬、北海道北部では5月になってやっと…だそうです(気象予報士・村山晃司さんの記事からの受け売り)。

 虚子は四国・松山の生まれ。若き日の実見を詠んだのでしょう。

 多くの地域では虫もまだ外へ出るのをためらう寒さが続いています。

 3月は「春に三日の晴れなし」といわれる、1年のうちで最も気象変化の激しい月。

 晴れた日はぽかぽか、雨になると真冬に逆戻り。気温の変化が大きく、体調を崩しやすい時季です。

 天気予報で気温が前日より5度以上低い日は要注意。

 4度~5度の気温差は衣服1枚分に相当します。

 風が強い日は風を通しにくい服を─。
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