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尿の情報 [ひとこと養生記]

 尿の情報

先年、厚生労働省は新しい健康診断(新健診)で、検尿(尿たんぱく検査と尿糖検査)を、医師の判断によって行う「選択項目」とする考えを示した。

だが、腎臓病の専門家から異論が続出、新健診でも検尿は現行どおり「必須項目」となった。

尿たんぱく検査でわかるのは、腎臓の異常。

試験紙法でたんぱくの有無をチェックする。陰性だったら問題ないが、陽性でも一回のみの検査で「異常」と判断することはできない。

発熱時、運動後、立ち仕事の後などでは陽性になることがあるからだ(生理的たんぱく尿という)。

たんぱくが1日150㍉㌘以上持続的に排せつされている場合、病的たんぱく尿とされる。

尿糖が陽性になる病気はまず糖尿病だが(血糖値が170㍉㌘を超えると、尿に糖が出てくる)、バセドウ病、膵(すい)炎、肝硬変、胃切除後などでも陽性になる。

糖尿病でも血糖値が170以下なら陽性にはならない。

検尿だけでは確定診断はできないが、簡単な検査で有益な情報が得られる。

スクリーニングとして欠かせない。
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