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いのちの4分間 [ひとこと養生記]

いのちの4分間

9月9日は「救急の日」。

人が突然、倒れて意識を失ったら、心臓が心室細動という不整脈を起こしている可能性がある。

心室細動が起こると、1分ごとに約10%、救命率が低下する。

「救急車の平均到着時間は約6分。

救命率は、心停止から1分ごとに7~10%下がります」

―と、消防庁はアピールしている。

呼吸や心臓が止まると、脳は酸欠状態に陥り、神経細胞が次々と死んでいき、心停止から4分で、脳に致命的な変化が現れ始める。

その間の応急手当が運命を分ける。

救急車の到着をおろおろとただ待っていたのでは助かる確率がかなり低くなる。

近くにAEDがあって、すぐに操作すれば、救命率はぐんと高くなる。

機会あるごとに「救急講習会」に参加して、応急手当を身につけておきましょう。

時は命なり

救急車を呼ぶべきなのにためらったり、自力で病院に行ったりして、治療のタイミングを逸してしまう人がいます。

心臓や脳の病気が疑われるときは、空振りになっても119番すべきです。

心疾患は発症から1時間以内、脳疾患は4時間以内がリミット。

脳梗塞が起きたとき、脳細胞が減っていく速度は老化の約3万倍!

発症から1時間で3年6ヵ月分を一気に失ってしまうという。

Brain is Time.(脳は時なり)は、米国の脳卒中キャンペーンの標語ですが、

Heart is Time.でもあり、

Time is Life.でもあります。

迷わず、救急車を呼びましょう!
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