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気管支拡張症 [ひとこと養生記]

 きょうも知人の女性(63歳)の話。

 7月の初めにひいた夏風邪が8月の声を聞いてもまだぐずぐずしている。

 病院に行ったら、気管支拡張症だといわれた。

 気管支の末端が拡張する病気だ。

 拡張部にたんがたまり、細菌に感染しやすく、気管支炎を繰り返すのだという。

 熱が出ることも多く、慢性になると、やせて衰弱し、息切れを感じる。

 血たんが出たり、ときには喀血(かっけつ)することもあり、肺がんや肺結核が疑われるが、血たんの最も多い原因は気管支拡張症だそうだ。

 治療の重点はたんをためないこと。

 たんを出す気道クリーニングを行い、去たん剤やたんの切れる薬、たんの中の細菌に対して有効な抗生物質を用いる。

 病変部位が小さく限られていて、喀血や感染を繰り返す場合は、その部分の切除手術が行われる。

 日常的には水分を多くとり、1日2~3回、うがいをし、頭を下げて気管支にたまっているたんを十分に出し切る。

 部屋の換気を心がけ、風邪をひかないようにする。たばこはむろん厳禁。

 慢性副鼻腔(びくう)炎=蓄膿症を合併する例も多い。

 耳鼻科でよく診てもらおう。
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