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首の危険因子 [ひとこと養生記]

 脳梗塞の3病型のうち、以前は脳の細い血管が詰まるラクナ梗塞が最も多かった。

 が、05年にアテローム血栓性梗塞が追い抜いた。

 脳内の太い動脈や頚(けい)動脈が詰まるので症状も格段に重い。

 脳梗塞といえば、脳の血管だけの病変と思われがちだが、首の血管の異常も見逃せない。

 心臓から脳への血液の幹線路なのだから、それが狭くなった頚動脈狭窄(きょうさく)症や詰まった頚動脈閉塞症が脳梗塞に直結するのは当然だ。

 この病気が怖いのは自覚症状がないこと。

 首の両側にある頚動脈の1本が詰まっても、もう1本からの血行が保たれていれば、4人に1人は何の症状も出ない。

 頚動脈狭窄症の危険因子は、

 ①中高年男性(男性のほうが女性より約4倍多い)。②高血圧。③糖尿病。④脂質異常症(以前は高脂血症といった)。⑤毎日飲酒。⑥喫煙─だ。

 ②以下のリスクを一つでも減らすことを心がけるとともに、一度、脳神経外科か神経内科で頚動脈の状態を診てもらおう。

 狭窄があるかないかは超音波検査で簡単にわかる。
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