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降圧薬&最新朗報! [ひとこと養生記]

 血圧を下げるための降圧薬。

 厚生労働省の調査によると、70歳以上の54.9%が使っている。

 降圧薬には多くの種類があるが、最もよく用いられているのが、アンジオテンシン受容拮抗(きっこう)薬=ARBだ。

 血管を収縮させて血圧を上げるアンジオテンシンⅡという物質が、体の受容体と結合するのを妨げて、血管の収縮を抑え、血圧の上昇を防ぐ。

 降圧作用に優れ、副作用も少ない。

 降圧薬シェアのほぼ半数を占めている。

 「ただ、高齢者の高血圧は個人差が大きい。適切な薬の使い分けが大切です。

 一生、飲み続けなければならないというものでもない。

 夏になると血圧が自然に下がる人は、その間は、降圧薬を休めます」と、専門医は助言している。

 最新朗報!

 先ごろ、大阪大の研究グループは、アンジオテンシンⅡに対するワクチンの開発に成功した。

 高血圧のラットに注射すると、血圧が1~2割下がり、効果が半年間続いた。

 「2~3年後には人での治験が始めたい」研究グループの郡山弘助教(健康発達医学)は話している。
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