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歯はいのち [ひとこと養生記]

  6月4日~10日は「歯と口の健康週間」です。

 歯は、頭と体の健康に密接につながっています。

 特に高齢者では健康度を左右します。

 70歳以上で、自分の歯が20本以上残っている人は、19本以下の人と比べ、神経や循環器などの病気で通院する日数が約3分の1少なく、4本以下の人よりも、医療費が1カ月平均約9000円少ないという調査があります。

 また、80歳以上で歯が20本前後残っていて、食物がよくかめている人は、

「生活の質および活動能力が高く、運動・視聴覚機能に優れている」ことが明らかにされています。丈夫な歯は丈夫な体のしるしです。

 最近の研究で、歯周病は、糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞などとも関連することがわかってきました。

 歯周病の菌が歯肉から血管に入ると、動脈硬化を促進し、同時に血糖値をコントロールするインスリンの働きを妨げます。

 結果、心筋梗塞や脳梗塞につながり、血糖値が上がって糖尿病が悪化します。

 就寝前の歯みがきは、高齢者がかかりやすい誤嚥(ごえん)性肺炎を防ぎます。

 歯がたくさん残っている人には認知症が少ない、という調査報告もあります。健常な高齢者の歯の数は平均15本、認知症の人は9本でした。

芸能人でなくても、「歯はいのち」。

 歯を守る最良の方法は、歯みがき。歯ブラシは歯の妙薬です。

 1日3回、歯みがきしましょう。
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