食事を朝型にすると血糖値が低下、インスリン投与量も減少する
と、米国の研究チームが報告しました。
2型糖尿病でインスリン治療をしている人たち(男性18人、女性11人)を対象に3ヵ月食事実験を行った結果です。
参加者は3ヵ月間、1日の摂取カロリーと栄養バランスが同じになるよう食事を調整し、二つの食事スタイルに振り分けました。
A群は、朝食の量を増やし、昼食は平均的、夕食は少なめにする食事療法。
B群は、1日の食事を6回に分け、摂取カロリーを均等にする食事療法。
3ヵ月後、A群は体重を平均5kg減らし、血糖値は161から107に低下しました。