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りんごの皮 [健康小文]

りんごの皮には栄養たっぷり!

りんごの皮には、3種類のポリフェノールが含まれています。

その名も、りんごポリフェノール!

1 プロシアニジン

りんごに特に多く含まれ、強い抗酸化作用があり、活性酸素を抑制し、血流を改善します。

その効能は、アンチエイジング、コレステロールや中性脂肪の低下、アレルギーの改善、抗がん作用、白内障予防、美白効果や、育毛作用まであります。

2 エピカテキン

こちらも抗酸化作用が高く、活性酸素を除去し、血管を若返らせてくれます。

その効能は、高血圧や動脈硬化、ガンなどの生活習慣病を予防します。

お茶に含まれているカテキンも、このエピカテキンが、加熱処理によって形を変えたものですが、りんごの皮に含まれるエピカテキンは、お茶よりも多く、威力も大きいのです。

3 アントシアニン

ブルーベリーでもお馴染み、アントシアニンは、植物が紫外線から身を守るために、蓄える成分で、視力の改善や眼精疲労の予防、白内障、緑内障などの眼病を予防します。

メタボや花粉症も、予防します。

りんごを切っておいておくと、切り口から茶色く変色していきますよね。

あれは、ポリフェノールが、空気中の酸素と結合して起こる現象なのです。

3種類のポリフェノールの他にも、こんなにたくさんの栄養が!

ペクチン

「りんごペクチン」と呼ばれ、皮と実の間に多く含まれる、水溶性食物繊維です。

優れたデトックス効果があり、コレステロール値を低下させ、血糖値の上昇を抑え、整腸作用や、内臓脂肪を分解する作用があります。

疲労回復効果や、便秘や下痢を解消し、抗がん作用なども期待できます。

カリウム

体内の余分な塩分を排泄し、高血圧や動脈硬化などを予防、利尿作用があり、むくみを解消します。

筋肉痛や痙攣を予防します。

果実よりも、皮の方に多く含まれている、これらの成分は、加熱したり、すりおろしたりしても、失われることはありません。

りんごは皮付きの方が、見た目もきれいですし、りんごの赤が食欲をそそります。

りんごを食べる時は是非、皮ごと調理してみてください。

まるごと焼きりんごも、美味しいですよ。

りんごの皮の、ワックスや農薬が気になるっていう方も、多いのではないでしょうか。

でも、安心してください。

表面のテカテカは、ワックスではなく、りんご自身が、乾燥を防ぐため出している成分、「リノール酸」や「オレイン酸」です。

体に悪いどころか、悪玉コレステロールを減らすなど、栄養価の高い成分です。

白い粉も、残留農薬やカビではなく、りんご自身が、乾燥や病気から守る為に出す、ブルームという物質です。

いずれも、食べても問題はありません。

りんごは、無農薬での栽培は、とても難しいとされています。

しかし、国産のりんごは、厳しい検査を受けています。

しっかり水洗いしていれば、なにも問題はありません。

それでも気になる場合は、塩水につけたり、酢水で洗うと、農薬を除去することができます。

また、重曹を溶かした水に、しばらく浸けた後、よく洗い流すという方法もあります。

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