腰みがき10カ条 [ひとこと養生記]
近年の研究で、腰痛の大半を占める非特異的腰痛(慢性腰痛症)は、体幹筋(背骨を支える筋肉)の機能不全によることがわかりました。
現代生活には体幹筋を甘やかし、腰部の負担を増大させる環境要因があふれています。
体幹筋の機能を回復する最良の方法は、能動的治療法(運動療法)です。
運動療法は、「患者が自分自身の体を使い、能動的に行う運動によって、障害を改善し、さらに機能を上げる治療手段」と定義されています。
平たく一言でいえば、体を動かして腰痛を治そうというわけです。
例えば、車を使わず歩いて買い物に行く、デスクワークの途中で席を立って大きな背伸びをするなどの生活行動も、広い意味での運動療法です。
それを意識的に行うために、日本整形外科学会が作成したのが「腰みがき10カ条」。
毎日の「歯みがき」と同じように、腰のケア(姿勢と運動)を生活の中に習慣づけて、腰痛を防ぎ・治そうという勧めです。
①背筋を伸ばす。
②おなかに力を入れる(立ち姿勢のとき)。
③お尻をすぼめる(同)。
④ひざを軽く曲げる(同)。
⑤椅子には深く腰かけ、机に近づく。
⑥ひざを曲げて寝る。
⑦うつぶせで寝ない。
⑧ひざを曲げて荷物を持ち上げる。
⑨急に体をひねらない。
⑩毎日かかさず運動を。
現代生活には体幹筋を甘やかし、腰部の負担を増大させる環境要因があふれています。
体幹筋の機能を回復する最良の方法は、能動的治療法(運動療法)です。
運動療法は、「患者が自分自身の体を使い、能動的に行う運動によって、障害を改善し、さらに機能を上げる治療手段」と定義されています。
平たく一言でいえば、体を動かして腰痛を治そうというわけです。
例えば、車を使わず歩いて買い物に行く、デスクワークの途中で席を立って大きな背伸びをするなどの生活行動も、広い意味での運動療法です。
それを意識的に行うために、日本整形外科学会が作成したのが「腰みがき10カ条」。
毎日の「歯みがき」と同じように、腰のケア(姿勢と運動)を生活の中に習慣づけて、腰痛を防ぎ・治そうという勧めです。
①背筋を伸ばす。
②おなかに力を入れる(立ち姿勢のとき)。
③お尻をすぼめる(同)。
④ひざを軽く曲げる(同)。
⑤椅子には深く腰かけ、机に近づく。
⑥ひざを曲げて寝る。
⑦うつぶせで寝ない。
⑧ひざを曲げて荷物を持ち上げる。
⑨急に体をひねらない。
⑩毎日かかさず運動を。