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花 イヨヨ近シ [ひとこと養生記]

 今日は節分、暦の上では冬の最後の日。

 明日は立春。

 だが春は名のみの風の寒さ、冬の中の冬。

 全国的に猛威をふるうインフルエンザときびすを接して花粉症の最盛期が到来。

 肺炎と心臓病が多発する。

 春は名のみの、風の寒さや──今日も昨日も 雪の空(吉丸一昌作詞「早春賦)。

 イギリスの詩人の詩句「四月は残酷な月だ」をもじると、2月は冷酷な月だ。

 風邪の初期症状と花粉症(アレルギー性鼻炎)は似ているが、次のような違いがある。

 目のかゆみ=アレルギー性鼻炎は目がかゆくなる。風邪は目のかゆみはない。

 発熱=風邪だと熱が出る。アレルギー性鼻炎は出ない

 鼻水=花粉症)の鼻水は水性で、風邪の鼻水は膿性。

 ともあれ「雪 イトド深シ 花 イヨヨ近シ」(柳宗悦)。もうすこしの辛抱か。

 心臓病の話に戻る。

 心臓病が冬に多発するのは、寒冷刺激によって血管が収縮し血圧が上がるからだ。

 風邪やインフルも心臓の負荷を大きくしやすい。

 心臓の仕事量が増えて酸素をたくさん使わなければならないのに、心臓自体に酸素と栄養を供給する冠動脈が狭くなっていると、十分な量の血液(酸素)を送れず心臓の筋肉(心筋)が、酸素不足で痛くなるのが、狭心症の発作で、冠動脈が詰まってしまい、心筋の壊死(えし)が生じるのが心筋梗塞だ。

 狭心症と心筋梗塞はまとめて虚血性心疾患という。

 虚血とは、血液が虚す(欠乏する)という意味。

 その基盤には動脈硬化があり、心筋梗塞の場合は、血管の壁にたまったプラーク(コレステロールなどの塊)が破綻して血栓ができ、血管を詰まらせる。

 命にかかわる例も多い。

 どうすれば防げるかは、昨日かきました

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