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「息」は「生き」なり [ひとこと養生記]

あなたの肺活量は?

 5月9日はゴーキューの語呂合わせで「呼吸の日」です。

「よりよい呼吸を考える日」にと、日本呼吸器学会と日本呼吸器障害者情報センターが決めました。

人は普通1分間に15~20回、呼吸をし、体内に酸素を取り入れ、炭酸ガスを放出します。

その無意識のいとなみは1万5000~2万回にも達します。

生きているというのは、息をしているということ、「息」は「生き」なのです。

いま世界中で急増している呼吸器の病気、COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、初めはせきやたん、息切れから始まります。

最大の原因はたばこ。

予防は一にも二にも禁煙です。

早く見つけて治療を始めると病気の進行・悪化を止めることができます。

早期発見に欠かせないのが「スパイロメーター(肺活量計)による肺機能検査です。

自分の血圧や血糖値を知らない人は、まずいないでしょうが、肺活量を知っている人はごく少ないようです。

医療施設にしてからがスパイロメーターを備えている開業医は10%以下といわれます。

「高血圧を診療するのに血圧測定や心電図検査をしない医師はいませんが、ぜんそくで、スパイロメトリー(呼吸機能検査)を受けた患者さんはわずか20%です」

 ─と相澤久道・久留米大学医学部教授(呼吸器学)は慨嘆しました。
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