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冬の脱水症 [ひとこと養生記]

冬の脱水症

脱水症は夏だけではありません。

冬でも起こることがあります。

暖かい乾燥した室内では、皮膚や呼気から水分が排出され、意外に体の水分が不足しやすいからです。

体内の水分が減ると、集中力や食欲が低下し、めまいなどの症状があらわれます。

脳梗塞や心筋梗塞の危険も高まります。

高齢者の場合、食事の量が減って水分が不足することもあります。

①手先の皮膚がかさかさ。

②口の中が粘る、食べ物がのみ込みにくい─は脱水のサインです。

食事のとき、起床時、就寝前など1日8回、コップ1杯程度の水分補給を─。

水分といっても利尿作用の強いアルコール類は逆効果。

ビールは1㍑飲むと、1.1㍑排尿されます。

脱水時の飲み物

ノロウイルスによる「おなかの風邪」やインフルエンザも、脱水症状を起こします。

下痢や嘔吐をくり返すと、水分だけでなく、ナトリウムやカリウムなどの電解質も失われます。

インフルエンザによる発熱で汗をかいても同じです。

尿が濃くなったり、手の甲をつまんで山の形が残れば脱水の恐れありです。

水だけ飲んでも脱水症状は改善しません。

お茶やコーヒーなどのカフェイン飲料も、利尿作用があるので脱水時には不向き。

経口補水液を時間をかけてゆっくり飲んでください。
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