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内臓のおしん [ひとこと養生記]

内臓のおしん

忘年会から新年会、さらには寒さしのぎの一杯……冬は肝臓の受難の季節です。

肝臓は、人体の中の化学工場兼貯蔵用倉庫。

約2500億個の肝細胞が、500種類以上の化学処理の作業をしています。

食物の栄養素が体の成分に変わるのも、食物の中に含まれている有毒物質が解毒・排せつされるのも、肝臓の働きです。

このほか多くのさまざまな仕事を、一瞬の休みもなしに黙々と続ける、肝臓は「沈黙の臓器」、「内臓のおしん」といわれます。
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冬と心臓病 [ひとこと養生記]

冬と心臓病

冬場に心臓病の発症が多くなるのは、寒さで血管が収縮して血圧が上がり、心臓や血管に大きな負荷がかかるからです。

暖かい家の中から外に出るときはもちろん、家の中でも油断は禁物。

風呂に入る前の脱衣場や、布団から抜け出して行く夜のトイレは危険ゾーンです。

寝室にポータブルトイレを置くのも一案でしょう。

冬型の気圧配置で寒気が流れ込む日はとくに要注意。

午前8時から正午ごろが「魔の時間帯」。

胸が締め付けられる感じや冷や汗など前兆に気づいたらすぐ病院へ!
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血栓と納豆 [ひとこと養生記]

血栓と納豆

1月20日は、20=ツマルの語呂合わせで血栓予防の日。

血栓症は心筋梗塞、脳梗塞の原因疾患。

発症の多い真冬のこの日からの1カ月間は血栓予防月間です。

よく知られているように、血栓ができるのを防ぐ薬=抗凝固薬のワーファリンをのんでいるときは、納豆などビタミンKを多く含む食品は、薬の作用を弱めるので食べてはいけません。

近年開発された新薬は、納豆も野菜も自由に食べられます。

血液のサラサラ度を調べて薬の量を調節する検査も不要です。
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冬の脱水症 [ひとこと養生記]

冬の脱水症

脱水症は夏だけではありません。

冬でも起こることがあります。

暖かい乾燥した室内では、皮膚や呼気から水分が排出され、意外に体の水分が不足しやすいからです。

体内の水分が減ると、集中力や食欲が低下し、めまいなどの症状があらわれます。

脳梗塞や心筋梗塞の危険も高まります。

高齢者の場合、食事の量が減って水分が不足することもあります。

①手先の皮膚がかさかさ。

②口の中が粘る、食べ物がのみ込みにくい─は脱水のサインです。

食事のとき、起床時、就寝前など1日8回、コップ1杯程度の水分補給を─。

水分といっても利尿作用の強いアルコール類は逆効果。

ビールは1㍑飲むと、1.1㍑排尿されます。

脱水時の飲み物

ノロウイルスによる「おなかの風邪」やインフルエンザも、脱水症状を起こします。

下痢や嘔吐をくり返すと、水分だけでなく、ナトリウムやカリウムなどの電解質も失われます。

インフルエンザによる発熱で汗をかいても同じです。

尿が濃くなったり、手の甲をつまんで山の形が残れば脱水の恐れありです。

水だけ飲んでも脱水症状は改善しません。

お茶やコーヒーなどのカフェイン飲料も、利尿作用があるので脱水時には不向き。

経口補水液を時間をかけてゆっくり飲んでください。
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冬の運動 [ひとこと養生記]

 冬の運動

 冬の運動を安全に行う心得は、まず体を急に冷やさないこと。

 いきなり寒い屋外に出るのは禁物。

 しっかりウォーミングアップをしてから─。

 帽子、手袋、靴下などで体を包み、風が冷たいときは、鼻や口をスカーフやマスクで覆いましょう。

 運動は時間の余裕をもち、楽しみながらやることが大切。

 歯を食いしばって頑張るのはやめましょう。
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冷え対策 [ひとこと養生記]

 冷え対策

 冷えは健康障害の元凶。

 いつもホットな生活を─と勧める、自然医療の専門医の「冷え対策」をご紹介します。

 多くの人が冷えを感じる部位は圧倒的に手先・足先ですが、手袋や靴下で末端だけを温めても、根本からの解決にはなりません。

 体は、寒さを感知すると、手足などの末端部の血流をセーブします。
 
いくら手足を温めても、内臓が冷えたままでは、手足には温かい血液は運ばれてきません。

 体を内と外から温めるためのお勧めは、カイロとショウガです。

 首筋と腰、下腹にカイロを貼り、ショウガ湯やショウガ紅茶を朝晩、飲むとよいでしょう。
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冬の服装 [ひとこと養生記]

 冬の服装

 冬の衣服には、防寒の機能と、吸湿性や放湿性の機能が求められます。

 寒さ対策の服装の基本は上手な「重ね着」。
 
 衣類と衣類の間の空気が断熱材の役目を果たして熱を蓄えてくれます。

 いくら厚着をしてもなかなか暖かさを感じないのは、衣類内に湿気がこもるからです。

 防寒・保温性があり、汗をすばやく吸収する速乾性機能をもつ素材の下着を着るとよいでしょう。
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血圧、ご用心! [ひとこと養生記]

  血圧、ご用心!

 この冬いちばんの寒波襲来 !  

 血圧が高い人は、よくよく気をつけましょう。

 雪の日や寒風の吹く日は、てきめんに血圧が上がります。

 不急不要の外出は避けましょう。
 
 寒風に吹きさらされながらのジョギングなどは、やめてください。

 洗面器の冷たい(4℃)の水の中に片手を入れる「寒冷昇圧テスト」をすると、1~2分間で血圧が20~50ミリも上がります。

 寒暖差によくよく気をつけてください。

 暖かい部屋や車の中から外へ出るときは、こまめにマフラー、コート、マスクなどをつけ、反対に暖かい所に入ったら、必ずコートを脱いで、温度調節をはかるなど、細心の配慮を─。
 
 お風呂にもご用心!

 冬のお風呂は、夏よりも10倍以上、心臓発作を招きやすいことが、日本心臓財団と大阪府消防本部の調査でわかりました。

 入浴による急激な体温の変化が、急激な血圧低下を招いて、心停止のリスクが増加するのです。
 
 冷えた体でいきなり熱い湯に湯に飛び込むのは、絶対禁物!

 浴室や脱衣所をあらかじめ温めておき、ぬるめの湯にゆっくり入りましょう。
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冬の健康管理 [ひとこと養生記]

 冬の健康管理

 冬の健康管理のポイントは、保温・保湿と栄養補給です。

 室内温度は18~20度、風邪気味のときは22度ぐらいに─。

 のどや鼻の粘膜には乾燥が大敵。湿度は60%、せきや鼻づまりのときは70%に─。

 気をつけなければいけないのは、家の中での温度差です。

 暖房のきいた部屋から寒い廊下やトイレ、浴室・脱衣所などへ出ると、不意の寒さに血圧が上昇します。

 夜間の小用のさいは、必ず寝巻きの上に重ね着を─。

 体内からの保温(体温)を保つには、食事をしっかりとり、エネルギーと栄養素を十分補給することです。
 
風邪などのウイルスとたたかう抗体はたんぱく質でつくられます。
 
卵、肉、魚、豆腐など良質のたんぱく質を日常よくとるようにすれば、自然治癒力が高まります。

 しっかり食べて、冬を乗り切りましょう。
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インフルとマイタケ [ひとこと養生記]

インフルとマイタケ

インフルエンザにマイタケが効くようです。

富山大学大学院の研究グループが、マイタケから抽出した「α-グルカン」という成分を、インフルエンザウイルスに感染したマウスに2週間与えたところ、ウイルスが減少しました。

インフルエンザ治療薬タミフルに耐性のあるウイルスでも効果がありました。

マイタケには、免疫機能を回復する効果があるそうです。
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