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如月の句歌 [日記・雑感]

如月の句歌

如月(きさらぎ)は陰暦2月の異称。

俳句では春の季語ですが、現在の暦では2月はもっとも寒い月です。


如月や ふりつむ雪をまのあたり   久保田万太郎



最上川 雪を浮かべるきびしさを 来りて見たり きさらぎなれば   斎藤茂吉 


みちのくの性根を据えし寒さかな   上田五千石


寒月や さて行く末の丁と半   小沢昭一
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噛めや! 噛め、噛め! [ひとこと養生記]

噛めや! 噛め、噛め!

よく噛(か)んで食べると、2型糖尿病やメタボリックシンドロームを発症しにくいことがわかりました。

京都大学のチームは、滋賀県長浜市の住民を対象とした調査研究で、噛む能力が最も高いグループは、最も低いグループに比べて、2型糖尿病のリスクがほぼ半減することを実証しました。

国立循環器病研究センターは、咀嚼力(そしゃくりょく=よく噛む力)を示す「咀嚼能率」が低下すると、メタボリックシンドロームを発症しやすくなることを、世界ではじめて明らかにしました。

噛む効果

噛む回数をふやすと、満腹感が得られやすく食欲が抑えられます。

レプチン、ヒスタミン、GLP-1などのホルモンや化合物の影響によるものです。

レプチンは食事を始めてから20~30分後に分泌され始めます。

時間をかけてよく噛むと、ヒスタミンやGLP-1の量もふえます。

「日本人では年齢が上がるとともに肥満がふえる傾向がある。

若いうちから、咀嚼(そしゃく)の回数をふやす習慣を身につけることが、将来の生活習慣病を予防するうえで重要です」と研究者は話しています。

七つの対策

日本肥満学会は、肥満治療の行動療法の一つとして、ひと口30回噛むことを推奨しています。そのための七つの対策―。

1=ひと口の量を減らす。

2=食事の時間に余裕をもつ。食事の時間をゆっくりとれば、噛む回数を増やせる。

3=歯ごたえのある食材を選ぶ。

4=薄味にする。

5=食材は大きく、厚めに切る。

6=まずは噛む回数を5回ふやす。

7=ガムに頼らない。ガムを噛めば食欲を抑える効果を得られるが、間食をする習慣が抜けにくくなる。
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温州ミカン効果 [ひとこと養生記]

温州ミカン効果

温州ミカンの風邪予防などの健康効果はよく知られています。

2型糖尿病や脂質異常症の予防効果があることが、農研機構果樹研究所と浜松医科大学の研究チームによって明らかにされました。

温州ミカンに豊富に含まれる「β-クリプトキサンチン」や「β-カロテン」には強力な抗酸化作用があり、耐糖能が改善すると考えられています。

ただし、中ぐらいの温州ミカン3個は、ごはん1杯のカロリーとほぼ同じ。

食べ過ぎには注意しましょう。
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快適な睡眠環境 [ひとこと養生記]

快適な睡眠環境

寒い夜も快適に眠りましょう。

環境省が推奨する冬の室温は20度ですが、布団の中は体温で33度ぐらいまで上がるので、寝室の温度は低めでもOKです。

布団から出たとき1枚羽織ってちょうどよい15~18度ぐらい。

寝つきを良くするために暖房機器をつけ、就寝3時間後にタイマーで切るとよいでしょう。

エアコンをつけると、湿度が下がり、乾燥し、のどの粘膜が乾いてウイルス感染しやすくなります。

加湿器を使って40~60%に加湿を─。

加湿しすぎ!?

家の中の最適な湿度は40~60%。

40%未満だと、肌が乾燥してカサカサしたり、のどの粘膜が乾燥して風邪をひきやすくなったりします。

反面、加湿しすぎて60%を超えると、窓や室内に結露し、カビやダニが繁殖しやすくなります。

湿度センサー付きの自動運転の加湿器を使い、床近くの比較的湿度の高い場所に置くとよいでしょう。

湿度計で測るなら、40~60%の間になるようにON、OFFや強弱を調整しながら加湿を─。
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低温やけど [ひとこと養生記]

低温やけど

厳しい寒さの日々に出番が増える湯たんぽ、カイロ。

心地よい温かさが魅力ですが、一歩誤ると、低温やけどを招きます。

湯たんぽは、あらかじめ布団に入れておき、寝るときには足から遠ざける。

カイロは寝るときははずしましょう。

睡眠薬をのんでいたため熟睡し、気づかないうちに低温やけどになっていた例もあります。

糖尿病の神経障害のある人、皮膚感覚の低下している人は、よくよくご注意─。
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ヒートショック [ひとこと養生記]

ヒートショック

冬に脳や心臓の病気が多いのは、急激な温度差によって、血圧が大きく変動することが原因です。

これを「ヒートショック」といいます。

暖房の利いた居間から暖房されていない場所への移動には注意が必要です。

特にトイレや浴室では衣服を脱ぐために大きな温度差が生まれ、血圧が急激に上昇します。

トイレや脱衣所に小型の暖房器具を置くとか、寝室にポータブルトイレを備えるなどの工夫をしてください。
タグ:血圧 温度差
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怠け者の心臓 [ひとこと養生記]

心臓と運動

ドリンカーズ・リバー(酒飲みの肝臓)。

ローファーズ・ハート(怠け者の心臓)。

肝臓への酒と、心臓への運動不足のリスクを指摘した警句です。

でも、朝、目が覚めるなりベッドを飛び出すのは感心しません。

目覚めた直後の急激な運動は、心臓に大きな負荷をかけるからです。

寝床の中で顔や頭、胸や腹などをマッサージしたり、手足を伸ばしたり、深呼吸をしてから起きましょう。

朝の寝床では“怠け者”がよいのです。
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歯と心臓 [ひとこと養生記]

歯と心臓

歯周病菌が心血管病と大きく関連していることが明らかになりました。

動脈硬化を起こした血管の中の瘤=プラークに歯周病のばい菌が見つかったのです。

60歳未満で歯周病が重症化している人は、そうでない人より2倍以上、心筋梗塞を発症しやすい、ともいわれます。

歯周病を予防・治療することは重要な心臓病予防の一つ。

毎日の歯磨きをしっかり! と、日本心臓財団が勧めています。
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酒と血圧 [ひとこと養生記]

酒と血圧

適量の酒は血管を拡張して血圧を下げますが、飲み過ぎると血圧が上がります。

寒い日は血圧が上がり、酒を飲み過ぎた翌朝はさらに上がります。

で、冬の朝は血圧関係の事故が起こりやすいのです。

飲み過ぎた翌朝の高血圧が起こらないアルコールの適量は30㍉㍑以内。

ビールなら中びん1本、日本酒は1合、ウイスキーは水割り1杯といったところです。

減塩や減量、運動療法と同じように、節酒も高血圧の治療と予防に有効です。

軽症の高血圧で、1日平均2合以上飲酒している人が、半分に減らすと、最大血圧が約10ミリ下がります。

「酒&血圧日記」に飲んだ量と血圧を記録すると、酒と血圧の関係がよくわかり、酒を控えたら1週間ほどで血圧が下がった実例が少なくないそうです。

自己管理は最良のクスリです。
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酒を止めれば治る [ひとこと養生記]

酒と肝臓

肝臓は非常に我慢強い臓器、ちっとやそっとでは弱音を吐かず、ぐちもこぼさず黙々と働き続ける、「内臓のおしん」です。

その働き者の辛抱にも限度はあります。

一定量以上の酒を長期間飲んでいると、肝臓に脂肪がたまってくる「脂肪肝」になります。

それでも飲み続けると、肝炎から肝硬変へと進行します。

だが、脂肪肝の段階で節酒すれば、そうはなりません。

「酒が原因の肝臓病は、酒を止めれば治る」と、肝臓病の専門医は明言しています。
タグ:脂肪肝
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