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心リハ⇒認知機能改善 [医学・医療短信]

心臓リハビリテーションで認知機能改善

高齢者の慢性心不全は認知機能の低下を伴うことが多いといわれています。

獨協医科大学心臓・血管内科・井上晃男教授は、心臓リハビリテーションが認知機能の改善に有効であることを第52回日本成人病学会で解説しました。

慢性心不全になると、身体活動が低下、フレイル(生活機能が全般に衰える)に陥ることで認知機能の低下を招きます。

そのため服薬アドヒアランス(積極的に治療を受ける)が低下し、さらに心不全を悪化させるという悪循環に陥ります。

しかし、心リハ開始3カ月で注意機能・遂行機能が改善、12カ月後には言語記憶能力も有意に改善した、と海外文献でも報告されています。

井上教授らの研究もそのことを裏づけるものです。

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