SSブログ

元気が出る色 [日記・雑感]

色彩と健康の関係について

いやあ、すごかったなあ!

平昌オリンピック パラリンピックの入場行進。

日本選手団の、ひときわ鮮やかな真っ赤なブレザー、目に沁みた。

感動的に美しかった。

あんなに鮮烈な赤い色彩の光景、めったに見られるものではない。

思い出すのは、先年、

「赤色を身につけた男性は(女性の目に)より魅力的に見える」

という米ロチェスター大などの研究チームの実験結果にちなみ、色彩学の権威、田口泖三郎博士に聞いた話だ。

赤と紫は、地球上で一番あでやかな色だ。

ほかのどんな色も、あでやかさでは赤と紫にはかなわない。

紫の表に裏赤の着物を描いた最初の浮世絵師は鈴木春信だが、喜多川歌麿も、蚊帳の中から出てくる美女に、この色の着物を着せている。

浮世絵や歌舞伎の衣装の色彩感覚、配色はじつに素晴らしい。

現代色彩学に照らしてもピッタリだ。

田口博士はそう話した。

博士作成の「タグチ12色相の心理的効果」表を見ると、

赤の感じは「情熱、血、力、残忍」で、治療効果は「貧血症」。

紫の感じは「中性、高貴、優艶」とされている。

いつだったか、女性大臣の「勝負服」が赤だったのも、むべなるかな。

ちなみに、警察庁に頼まれて、警官の冬の制服の色と材質を決めた人が田口博士。

モチーフは「警官の顔がりりしく見えるように......」だったそう。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ファッション

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

不整脈は怖いイップスとギャバ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。