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隠れ1位 [ひとこと養生記]

 抗生物質ができて、肺炎で亡くなる人はずいぶん減った。

にもかかわらず、肺炎は、がん、心臓病に次ぐ日本人の死因3位であり、高齢者の場合、病理解剖で死亡の直接の原因を調べると、肺炎が最も多い。

 例えば脳卒中で倒れて入院治療中に亡くなったが、実は肺炎を併発し、そのために死亡したといった例がとても多く、高齢者の死因の隠れ1位といわれる。 

 肺炎は依然、極めて危険な病気なのだ。

 肺炎を防ぐには、どうしたらいいか。まず第一に風邪をひかないこと。

 常識的なことだが、なるべく人ごみに出ないようにする。

 外出のさいは寒くない服装をし、マスクをする。

 帰宅したらうがいをし、手を洗う。

 栄養のバランスのいい食事をして、睡眠を十分とる。

 もし風邪をひいても全身の状態がよければ、普通の風邪ですんで肺炎にはならない。

 普段から健康に気を配って体調を整えておくことが大切だ。

 もう一つ、肺の健康のために大切なことは深呼吸だ。

 普通の呼吸では、肺が完全にはふくらまない。

 朝晩、日中、思いつくたびに深呼吸を─。

 呼吸器内科の名医は言った。

 「おやつ代わりに深呼吸を!」
 

タグ:肺炎 深呼吸
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