SSブログ

かくれ糖尿病と血糖値 [ひとこと養生記]

 かくれ糖尿病と血糖値

 ◎食後高血糖

 糖尿病の予防・治療の指標となるのが、血糖値。

 空腹時血糖値と、HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)の数値が高くなる前に異常を知らせてくれるのが、食後だけ血糖値が上がる「食後高血糖=グルコーススパイク」です。

 空腹時でも食後でも常に血糖値を正常域に保つ能力(耐糖能)に乱れが生じ、食後のみ血糖値が高くなるのです。

 健康診断の尿検査と空腹時血糖値の測定では、食後高血糖は見逃されがちです。いうならば「かくれ糖尿病」です。

 かくれ糖尿病が進むと、空腹時の血糖値も高い本物の糖尿病になります。

 動脈硬化も進みます。

 だがこの時期に適切な治療を受けて、生活習慣を改めると発症前の状態に戻せます。「糖尿病が治る」のです。

  空腹時血糖値が正常(70~100㍉㌘)で、食後2時間の血糖値が140㍉㌘を超えるようだと要注意です。
 
食後1~2時間の血糖値を調べてもらいましょう。

 ◎HbA1c

 HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)は、血液の赤血球に含まれているたんぱく質(Hb=ヘモグロビン)とブドウ糖が結合したものです。

 HbA1cは、検査日直近の食事の影響を受けて数値が上昇することはありません。

過去1~2カ月の平均的な血糖状態がわかります。

基準値は6.5%です。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

一病息災!糖尿病と朝食 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。