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キノコの食効 [ひとこと養生記]

 キノコの食効

茸狩(たけがり)や見付けぬ先の面白さ   山口素堂

キノコ狩りは、山歩きの楽しさに秋の味覚がついてくる、この季節ならではの行楽だ。キノコは焼いてよし、煮てよし、汁もよし、ほこほこと炊かれた飯もうまい。

独特の風味に加え、健康食材としても優れている。

種類による多少の差はあるが、生キノコの90%は水分、その残りで最も多いのが食物繊維のキチンやβグルカン。

消化されずにおなかを通過し、糖質や脂質の吸収を抑え、腸の動きを活発にする。

いくら食べても太る心配がなく、血中コレステロールを抑制し、便秘を解消する。

ビタミンB1・B2や、日光(紫外線)に当たるとビタミンDに変わるエルゴステロールも多い。

高血圧を抑制する働きが確認され、免疫力を増強し、活性酸素を消去する成分の研究も進められている。

自分の手で取れば味も格別だが、気になるのは、毒キノコ。

毎年全国で毒キノコによる食中毒が40~80件発生している。

食べられるキノコと毒キノコを見分けるのは専門家でも難しいとか。

よくよく気をつけて……。
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