SSブログ

だれでもなる目の病気 [ひとこと養生記]

 ◎加齢と読字速度

 読書の秋ですが、このごろどうも活字を読む速度がのろくなった─と感じることはありませんか?
 
日本人が1分間に読める文字数は1歳ごとに約4文字減少する。

正常者の場合、55歳では1分間約334字ですが、75歳では264字しか読めなくなるといわれています。

白内障が始まると、それがもっと著しく、同年代の正常者に比べて1分間の読書スピードが約60字低下します。

いっぺんに15歳、としを取ったのと同じことになるわけです。

白内障は、目の中のレンズ=水晶体が白く濁ってくる病気です。

 ◎80代罹患率100%!

「原因の9割は加齢現象なので、50歳代で約5割、60歳代では7割、80歳以上ならだれでもなっている」と眼科の専門医は言っています。

ただ、濁る場所と、濁り方には大きく分けて三つのタイプがあるため、水晶体が濁っている程度と、視力が落ちてくる程度は必ずしも一致せず、よく見えていてもけっこう濁っている人もあれば、それほど濁ってなくても見えづらい人もあるようです。

白内障の治療は、濁った水晶体を取り除いて、代わりに眼内レンズを挿入するものです。

水晶体を取り除く超音波器械の進歩により、どこでも手軽に安全な手術が受けられるようになっています。

どうも見えづらいなと感じたら、眼科で診てもらってください。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。