あなたの目、大丈夫? [ひとこと養生記]
あなたの目、大丈夫?
10月10日は、「一〇 一〇」を目と眉の形に見立てた「目の愛護デー」でもありました。
毎年、厚生労働省と日本眼科医会が一緒に運動を展開しています。
成人の二大失明原因は「緑内障」と「糖尿病網膜症」。
緑内障は、目の中を流れている房水(栄養を運ぶ透明な液体)が、隅角という排水口から排水されにくい(または排水されない)状態になり、眼圧(眼球内の圧力)が高くなって、視神経が圧迫され、視野が欠けていく病気です。
眼圧の正常範囲は10~21㍉水銀柱とされていますが、日本人の場合、眼圧は正常範囲なのに発症する「正常眼圧緑内障」が、緑内障全体の70%以上を占めることがわかっています。
ですから眼圧検査だけでは緑内障はわかりません。
眼底検査や視野検査が必要です。
糖尿病網膜症は、血糖値の高い状態が何年も続いたため、網膜(眼球の最も内側にある膜。カメラでいえばフィルムに当たる)の細い血管が侵され、さまざまな視力障害が生じる病気です。
緑内障も糖尿病網膜症も初期には自覚症状が全くありません。
早く見つけて、適切な治療を続けることが、失明を免れる唯一最善の方法です。
年に1度はぜひ眼科専門医へ!
10月10日は、「一〇 一〇」を目と眉の形に見立てた「目の愛護デー」でもありました。
毎年、厚生労働省と日本眼科医会が一緒に運動を展開しています。
成人の二大失明原因は「緑内障」と「糖尿病網膜症」。
緑内障は、目の中を流れている房水(栄養を運ぶ透明な液体)が、隅角という排水口から排水されにくい(または排水されない)状態になり、眼圧(眼球内の圧力)が高くなって、視神経が圧迫され、視野が欠けていく病気です。
眼圧の正常範囲は10~21㍉水銀柱とされていますが、日本人の場合、眼圧は正常範囲なのに発症する「正常眼圧緑内障」が、緑内障全体の70%以上を占めることがわかっています。
ですから眼圧検査だけでは緑内障はわかりません。
眼底検査や視野検査が必要です。
糖尿病網膜症は、血糖値の高い状態が何年も続いたため、網膜(眼球の最も内側にある膜。カメラでいえばフィルムに当たる)の細い血管が侵され、さまざまな視力障害が生じる病気です。
緑内障も糖尿病網膜症も初期には自覚症状が全くありません。
早く見つけて、適切な治療を続けることが、失明を免れる唯一最善の方法です。
年に1度はぜひ眼科専門医へ!
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