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野菜の薬効 [健康雑談]

野菜の薬効

春は、なぜ、「はる」なのか。草木の芽の「張ル候」だから、と『大言海』。

野菜も「春野菜」と呼ばれると、みずみずしいうまさがさらに引き立つ感じだ。

野菜を「食養生」に生かす知恵を漢方の専門家に聞いた。「医食同源」は東洋医学の基本的理念である。

タマネギ=漢方薬にひけをとらない薬効をもつ野菜の一つ。

煎じて脳血栓や心臓病など循環器系の病気に用いる。その薬効成分は現代薬理学的にも証明されている。

血糖値を下げる効果も明らかに─。インスリンの分泌を促進し、糖代謝を助ける成分の働きによるといわれる。

血圧を下げる作用もよく知られている。

キャベツ=胃・十二指腸かいようを防ぎ・治す成分が含まれている。その成分をもとにした薬剤はロングセラーとなっている。

青汁療法の元祖ともいうべきものがキャベツだ。食物繊維が豊富だから胃腸のクリーナー役として最もすぐれた一品といえる。

ニンジン=「高麗ニンジン」の超薬的効能は昔から有名だが、西洋ニンジンの薬効もなかなかのもの。

薬効成分は皮とヒゲ根の部分に多く含まれる。赤や黄色の色素に強いパワーがあることも確かめられている。

サヤエンドウ=植物の種は生命力の源。強いパワーが秘められている。

サヤエンドウは、種子類中、最も多くたんぱく質と糖質を含む。

春の〝キヌサヤ〟は柔らかく、すじも食べられる。

食物はなんであれ、丸ごと食べるのが栄養素をバランスよく取るコツだ。

菜の花=食用にするのは開花する前のつぼみ。

体内でビタミンAに変わるカロチンやビタミンCが豊富。

高血圧や糖尿病などの食事療法として用いるさいはタンポポと一緒に食べると薬効が倍増する。

タラの芽=春の息吹を感じさせる代表的な山菜。樹皮は古くから糖尿病の薬として用いられてきた。

高血圧を改善するともいわれる。同様の効果は若芽を食べても期待できるだろう。強壮強精作用もある。

ブロッコリー=ゆでサラダ用の代表的野菜。最大の特徴は豊富なカロチン。

ケルセチンという鮮黄色の色素も多く、がん細胞の増殖を抑える作用が明らかにされている。
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