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春眠のすすめ [ひとこと養生記]

睡眠の日 

3月18日は、春の「睡眠の日」。

精神・神経科学振興財団と日本睡眠学会が決めた「睡眠の日」は春と秋の2回。

春は3月18日、秋は9月3日です。

3月18日は、世界睡眠医学会の「世界睡眠の日」に合わせたもの。

9月3日は「ぐっすり」の語呂合わせです。

睡眠不足は、高血圧や糖尿病を悪化させます。睡眠時無呼吸症候群は、脳卒中や心筋梗塞の危険を高めます。

1年中、よい「睡眠の日」にしましょう。


昼寝達人に!

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠設計」は、短い昼寝によるリフレッシュを勧めています。

年をとって「眠り下手」になった人にとって、昼寝は絶好の健康法です。

老いぬれば 何は扨措(さてお)き昼寝かな   奥西邦夫


眠って生きろ!

「健康は何から出てくるかというと、三つある。よう食べて、よう働いて、よう寝る。この三つやの」─百寿名僧として知られた京都・清水寺の大西良慶和上の言葉です。

塩見利明・愛知医大睡眠科教授は、こう言っています。

「私は強く言いたい。

皆さんが良い睡眠を適切にとって元気に長生きしてほしい。

〈眠って生きろ〉と。

もし病気になっても良い睡眠をたくさんとって病を克服してほしい。

〈眠って治せ〉と」
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