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冷えと荒れ [ひとこと養生記]

冷えと荒れ

11月12日は、イイ ヒーフーで、「いい皮膚の日」。

皮膚のトラブルが多くなる時期にふさわしい記念日です。

秋冬、手足の荒れに悩まされる人は、たいてい冷え症です。

冷えと荒れは表裏一体、その元には血行の滞りがあるからです。

ユースキン製薬が行った調査では、手が荒れると答えた人は89%、かかとが荒れると答えた人は70%、それらの78%の人が冷えを自覚していると答えました。

「季節を問わず、日本人はみんな冷えています」と、川嶋朗・東京有明医療大学教授。

「自分のおなかに、手をじかに当ててみてください。ひんやりしているようなら、要注意です」

 この冷えが体の機能を低下させ、さまざまな慢性疾患の誘因になり、病気にならなくても、体に多くの悪影響を及ぼします。

とりわけ男性は、冷えに対してあまりにも無防備。

冷えは女性特有の症状だと思い、自分の体の冷えについて無関心なのです。

「現代人に冷えによる健康障害が増えている大きな原因の一つは、ストレスです。

心身にストレスがかかると、交感神経が緊張しますから、血管が収縮し、血液の流れが悪くなり、東洋医学でいう瘀血(古い血)が滞り、冷えてくるのです」

どうしたらいいか?

一言でいえば「体を温める」こと。

体を締めつけない保温性の高い衣服を着て、冷たい飲み物・食べ物を避ける。

上手な入浴(ゆっくり半身浴)と、適切な睡眠を心がけよう。

ビタミン系クリーム

野村有子・野村皮膚科院長は、かかとに強い痛みを伴うひびわれができた50代女性と、手のしもやけと眠れないほどの手足の冷えを訴える50代女性に、ビタミン系クリームを用いた手足のマッサージを2週間続けるよう指導しました。

結果、皮膚症状が治っただけでなく、冷えや睡眠の質も改善されました。

「ひび・あかぎれは、外気の寒冷刺激により肌のバリア機能が崩れ水分が失われることで起こり、しもやけは末梢の血流障害によって生じます。

ビタミン系クリームは保湿効果に加え、冷えの改善効果も期待できます。就寝前に行う習慣をつけるといいでしょう」と野村院長。
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