霜月のうた [日記・雑感]
霜月のうた
心なき身にもあはれはしられけり
鴫(しぎ)たつ沢の秋の夕暮
西行法師
行く秋の大和の国の薬師寺の塔の上なるひとひらの雲
佐々木信綱
この秋は何で年よる雲に鳥
松尾芭蕉
行く我に とどまる汝(なれ)に 秋二つ
正岡子規
彼一語 我一語 秋深みかも
高浜虚子
白玉の歯にしみとほる秋の夜の
酒はしづかに飲むべかりけり
若山牧水
汽車は高架を走り行き
思ひは陽ざしの影をさまよふ
静かに心を顧みて
満たさるなきに驚けり
巷に秋の夕日散り
鋪道に車馬は行き交へども
わが人生は有りや無しや
萩原朔太郎「晩秋」
軍鼓(ぐんこ)鳴り
荒涼と
秋の
痣(あざ)となる
高柳重信
心なき身にもあはれはしられけり
鴫(しぎ)たつ沢の秋の夕暮
西行法師
行く秋の大和の国の薬師寺の塔の上なるひとひらの雲
佐々木信綱
この秋は何で年よる雲に鳥
松尾芭蕉
行く我に とどまる汝(なれ)に 秋二つ
正岡子規
彼一語 我一語 秋深みかも
高浜虚子
白玉の歯にしみとほる秋の夜の
酒はしづかに飲むべかりけり
若山牧水
汽車は高架を走り行き
思ひは陽ざしの影をさまよふ
静かに心を顧みて
満たさるなきに驚けり
巷に秋の夕日散り
鋪道に車馬は行き交へども
わが人生は有りや無しや
萩原朔太郎「晩秋」
軍鼓(ぐんこ)鳴り
荒涼と
秋の
痣(あざ)となる
高柳重信
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