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出血の応急手当 [ひとこと養生記]

出血の応急手当

出血には三つの種類がある。

①動脈からの出血=鮮紅色の血液が噴き出る。

②静脈からの出血=暗赤色の血がしたたる。

③毛細血管からの出血=赤色の血がにじみ出る。

ケガの重さもこの順番。

血には人間を本能的におびえさせる性質があるが、おたおたしない。

「血を見てせざるは勇なきなり」と孔子サマもおっしゃっているではないか(へへっ…)。

気持ちをしずめ、あわてたり騒いだりしないことが、出血の応急手当の前提条件だ。

落ち着いて出血箇所を確かめ、傷口に直接、指か厚く折りたたんだ布を当てて数分間圧迫する。

途中で手を離すと、せっかく凝固しかけた血餅(けっぺい)がはずれる。
5分以上はしっかりと押さえ続ける。

出血量が多いときは、ケガ人を寝かせて、頭への血流を確保するため頭部を低くし、出血部位を高くする。

負傷した部位が腕や脚だったら心臓に近い上部をベルトや手ぬぐいなどできつく縛る。

そして、救急車の応援を求める。

出血が動脈以外の血管からで、差し迫った危険がない場合は、傷口を水道などの清水でよく洗い、傷口の潤いを保てる被覆材(バンドエイド・キズパワーパッドなど)で覆う。

手当てをする人の手も、せっけんなどでよく洗う。
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