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歩くと治る扁平足 [健康雑談]

 歩くと治る扁平足がある

運動会のシーズンが近づくとよく扁平足が問題にされる。

扁平足は、学問的な定義はややこしいが、普通には「土踏まずのはっきりしない足」のことだ。

赤ん坊はみんな扁平足だが、あれは脂肪組織が多いためで、実際の骨構造はそうではない。

成長するにつれてしだいに脂肪がとれて土踏まずが形成される。

一方、ごくまれだが、生まれつき土踏まずができにくい骨構造になっている人がある。先天性扁平足だ。

大半の扁平足は、運動不足のせいで土踏まずができない後天性扁平足か、立ち仕事の人がなる静力学的扁平足だ。

運動不足の扁平足は歩くことで治る。

現役時代の江川卓さんが、「ぼくは扁平足で…」と話しているのをテレビで見たことがある。

それでもわかるように扁平足には機能的な欠陥はなく、足の痛みなどの症状もないものが多い。

むやみに扁平足、扁平足とさわいで、童心をおびえさせてはいけない。
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