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夏の胃腸炎 [ひとこと養生記]

 夏の胃腸炎

 夏には腹痛、下痢、嘔吐(おうと)などの患者が急増する。

 この急性胃腸炎の原因は三つ。

 ①細菌性食中毒によるもの。

 ②風邪のウイルスによるもの。

 ③細菌ともウイルスとも無関係の暴飲暴食によるもの。

 細菌性食中毒はいまや年中注意が必要だが、高温多湿の夏場は特に危ない。

 夏風邪や食中毒のとき、便の中にどんな細菌やウイルスがあるかを調べたデータによると、細菌ではカンピロバクター菌、ウイルスではロタウイルスが一番多かった。

 カンピロバクターは、肉類を介して感染するケースが多い。

 生焼けの肉、鶏肉サラダ、レバ刺しには気をつけたほうがいい。

 ロタウイルスは、冬に流行する乳児の嘔吐下痢症の原因だが、夏風邪も起こす。夏は開放感から体を酷使しがち、抵抗力が弱って病原体の勢力を強め、発病しやすくなる。

 本人も苦しく、家族も心配する症状は嘔吐だが、たいていは半日で治まる。

 脱水を起こさないよう水分(スポーツドリンクがよい)を十分補給しよう。

 ぐったり衰弱している様子にみえたらすぐ病院へ─。
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