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一笑一若 [雑感小文]

「一怒一老」の対語は「一笑一若」だ。

 笑いは、血管を開いて血圧を下げ、心臓、肺、胃腸など内臓器官の働きをスムーズにし、ホルモンの分泌を盛んにする。
 よく知られている研究だが、漫才などで大笑いしたあと、がん患者のNK細胞の活性度が著しく上昇した。

 NK(ナチュラルキラー)細胞は、免疫を担うリンパ球の一つ。

 感染症のウイルスやがん細胞をやっつける力をもっている。

 免疫力を高める薬を使って、NK活性を同じ程度に上昇させるには3日前後かかるそうだ。

 リウマチの女性患者に落語を1時間聞いてもらったら、リウマチを悪化させるインターロイキン6という物質が減少し、痛みが楽になったという研究報告もある。

 笑うときの横隔膜の上下運動は呼吸と血行を促進する。

 だからよく笑う人は血色がいい

 笑声はけいれんの一種なのでそのあとに弛緩(しかん)がきて緊張が緩和する。大声で笑えば、筋肉の緊張がゆるみ、人間関係の緊張も緩和される。

「商売は笑売」「笑顔にまさる化粧なし」「元気に笑顔が重なれば、鬼に金棒」

「笑」の古字は「咲」。

「花笑」は花開くことだ。
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