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健康雑談 強い足=冴えた頭脳 [健康雑談]

 五月晴れ。

 絶好のゴルフ日和にはグリーンを素足で歩こうと、足と靴の臨床研究で知られる医師が勧めている。

「靴や靴下を脱ぎ、はだしになり、足指で芝をつかむようにして歩くと、何ともいえぬ心地よさを感じるはずです。

 コースでそんなことをしたらマナーに反すると思われるようなら、ホールアウトのあと、クラブハウスまででも素足で歩いてみたらどうでしょう」(石塚忠雄・城南病院院長=ビタミン文庫『名医が治す』)

 はだしになって大地を踏みしめると、足の裏が鍛えられ、強いアーチの土踏まずが形成される。

 体がしっかりと支えられ、立位姿勢のバランスが保たれ、敏速に動けるようになる。足の裏の血行(ひいては全身の血行)がよくなる。

「はだしの実践教育」を行っている小学校の報告書には、

 ①転ぶケガが少なくなった。

 ②遊びが活発になった。

 ③風邪をひく子が減った。

 ④水虫が治った。

 ⑤しもやけが治った。

 ⑥貧血の子が減った。

 ⑦ぜんそくの発作が少なくなった─などとある。

 話は変わる─ようで変わらない。

 古代ギリシャの哲学者、アリストテレスの一門はペリパトス学派とか逍遥学派と呼ばれた。

 師が、学園のペリパトス(歩廊)をぶらぶら歩きながら講義したからだ。

 現代日本の首相はいつも官邸の廊下で立ったままインタビューに応じている。

 記者たちを従えて歩きながら話す閣僚もいる。

 ああいった即席簡便な談話取材の方法を「ぶら下がり」というらしい。

 精神科医によれば、歩きながら話すのには一定以上の知能を必要とする。

 認知症患者は口を開くときは必ず足を止めるそうだ。

 歩きながら話すと、筋肉の運動が神経を伝わって脳を刺激し、脳が活性化される。

 足の丈夫な高齢者は頭もしっかりしている。

 で、「強い足には冴えた頭脳が宿る」といわれる。

 ある運動生理学者いわく。

「大股で歩くクセをつけると、ゴルフの飛距離が伸びます」

 腰や尻の筋肉が鍛えられて、腹筋の弾力が強くなるからだという。
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