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ひとこと養生記 かくれ脱水 [健康]

 大型連休─。

 車での長距離ドライブに潜む脱水症、熱中症のリスクに気をつけてください。

「教えて!かくれ脱水委員会」委員長の服部益治先生のアドバイス─。

 気温は高くなくても、渋滞に巻き込まれた車中は室温が上昇し、危険な脱水環境になりやすい。

 運転途中のトイレ休憩を減らすために水分をあまりとらない人もいますが、そのため気づかないうちに脱水状態を招く恐れがあります。

「かくれ脱水」の危険信号は「べた・だる・ふら」です。

 車内で、肌が「べたべた」したり、からだが「だる」いと感じたり、からだが少し「ふら」っとするのは、すでに脱水状態の分類でいう初期症状です。

 車を止めて経口補水液などをとってください。

 快適ドライブの心得。

 ◎ 1~2時間に15分休憩をとり、100~200mlの水分補給をする。

 ドライバーは、1~2時間に1回休めば集中力の減退を防げます。

 休憩時は、トイレヘ行き、車内の空気を入れ替え、外で体を動かしましょう。

 飲む飲料は、緑茶やコーヒーではなく、麦茶などのノンカフェイン飲料に─。

 カフェインは利尿作用を促し、脱水症状を招きやすいからです。

 アルコール飲料はさらに利尿作用の促進効果が大きいので、同乗者も避けるべきです。

 トイレに行くのを億劫がって水分摂取を控えてはいけません。

 車にはスポーツドリンクや経口補水液を常備しましょう。

 ◎高齢者や小児は、脱水症・熱中症を起こしやすい。直射日光の当たりにくい席に─。

 窓に貼っても透明なまま遮熱するカーフィルムを活用し、輻射熱の少ない場所をつくるのもおすすめです。

 ◎クルマを駐車場に停車する場合、幼児を絶対車中に残しておかない。

「外は涼しいからから大丈夫という思い込みが、危険。春でも、車内気温は真夏と同じぐらい上昇します」と、JAF広報部。
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