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ひいふう養生噺(31)補聴器 耳かき事故 耳垢症 [健康]

 補聴器を!

 3月3日は、耳の日。

 年をとると、だれでも(個人差はありますが)耳が遠くなります。

 人の話が聞き取りにくかったり、「テレビの音が大きい!」と言われたり……。

 聴こえに不便を感じたら耳鼻咽喉科を受診しましょう。

 聴力が低下していると診断されたら、補聴器の装用をおすすめします。

 でも、せっかくの補聴器が、耳に合わなかったり、上手に使いこなせないことも多いようです。

「補聴器外来」や「認定補聴器技能者」のいる専門店で、自分の耳に合う器械を選び、フィッティング(調整)をしてもらいましょう。

 旧式のは騒音のあるところでは、近くの人の声と周囲の雑音が一緒に入ってきて、聴きづらかったのですが、最新式の人工知能をもつ補聴器は、そんなことはありません。

 最適補聴器で、快適生活を!


 耳かき事故!

 耳の穴がかゆいときにかくのは、えもいわれぬ快感ですが、耳かき中に耳を傷つける事故が多発していると、東京消防庁が警告しています。

「眠っていたら、子どもに耳かき棒で耳をつつかれた」

「耳かきをしていたら子どもがぶつかってきた」

「耳かき棒が折れてつまった」

「無理して耳かき棒を耳の奥に入れず、周囲の状況にも注意し、耳かき棒は乳幼児の手の届かないところへ─」と、同庁は注意しています。

 耳かきをマッチ棒やヘアピンなどでやるのはやめたほうがよいでしょう。

 つい、やっちゃいますけとね。じつは、わたしも……。

 きめが細かく感じやすい皮膚を傷つけて外耳道炎を起こすことがあるようです。

 耳かきか綿棒を─。


 耳垢症

 耳あかは、外耳道(耳の穴)の皮膚の表皮がはがれたものや、耳垢腺(じこうせん)や汗腺の分泌物、ほこりなどが混じってできます。

 乾燥した耳あか(乾性耳垢)と、湿った耳あか(湿性耳垢)があり、日本人には前者が、西欧人には後者が多い。

 湿性耳垢は腋臭(わきが)を伴いがち、これ、私的体験です。

 耳あかがたまり過ぎると、耳が詰まって聴こえが悪くなります。

 ちゃんと病名がついていて耳垢症とか耳垢栓塞(じこうせんそく)というそうです。

 耳鼻科を訪ねると、耳垢水(グリセリンと重曹の混合液)をたらして、取り出してくれます。スコーンとして気持ちいいものらしいですよ。
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