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ひいふう養生噺(28)睡眠・布団・環境 [健康]

 甘く眠れ

 寒い冬の夜は、あったかい布団がことさらうれしいものです。

 眠るときの最も楽な姿勢は、

「背骨が、直立したときの曲がり具合に近い状態が最適」と、人間工学の専門家。

 仰向けに寝た姿勢で体の各部にかかる体重は、頭部8%、胸部33%、でん部44%、足部15%。

「最も重力がかかる胸部とでん部がW字形に落ち込む寝具は、姿勢を崩して安眠を妨げる。寝て気持ちがいいと感じるのは、背骨が伸びて曲がりは2~3㌢のとき」だそうです。

 大方の人は、それに合致した寝具選びをしているということでしょう。

 寝具メーカーも、

「日本人は外国人と違って硬めのベッドを好みます。敷布団も、体が沈み込むようなふかふかしたものより、硬めのものが受けています」と話しています。

 掛け布団は保温と透湿性に優れて、ふんわり軽いものを─。

 重い布団をかけて寝ていると、血圧が高くなりやすいことが実験的に証明されています。

 ともあれ、ストレス社会の最高の休息は快い睡眠。

「つらく働き、甘く眠れ」は、ドイツのことわざです。


 快眠環境

 寒い夜に暖かく眠るコツは、「就寝1時間前に、38~40度のぬるい湯に20分入るのがベスト」と、睡眠指導の専門医が勧めています。

 環境省が推奨する冬の室温は20度ですが、布団の中は体温で33度くらいまで上がるので、寝室の温度は15~18度が最適。

 エアコンをつけると湿度が下がって乾燥し、のどの粘膜が乾き、風邪をひきやすくなったりします。

 加湿器を使って50%前後に─。
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