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ひいふう健康噺(10)胃・ビタミン・脚気・転倒 [健康]

 胃、いたわって!

 12月11日は、イ(胃)ニ イイ で「胃腸の日」。「胃腸へのいたわりをもってください」と、市販薬メーカーの協会が呼びかけています。

 胃はとても丈夫な信頼できる働き者。めったに故障したりはしません。

 だけど、虐待しないでください。不規則な時間のどか食い、酒の飲みすぎ、タバコは、胃泣かせの三悪です。

 食休みと適度な運動も、お忘れなく!



 胃、肝臓!

 超多忙プラス忘年会。

 仕事はしなきゃならない、酒は飲まなきゃならない。仕事と酒の挟み撃ち。男はつらいよ!

 胃袋がカラッポだと、胃粘膜はアルコールの直撃をもろに受けます。

 昼飯をしっかり食べましょう。

 飲むペースはゆっくり、さかなはたっぷり。二次会の酒はうんと薄めに…。

 飲みすぎたら、いかんぞ(胃肝臓)!

 年忘れ乱に至らず終りけり  桜坡子



 ビタミン第1号

12月13日は「ビタミンの日」。1910年のこの日、鈴木梅太郎が、米ぬかの中の有効成分・オリザニンの発見を報告しました。

 翌年、ポーランドのフンクが同じ物質をやはり米ぬかから抽出し、「ビタミン」と名づけました。

 vita(ビタ=生命)に必要なamine(アミン=化合物)という意味の造語です。

 その後、次々と見つかったビタミンは、A、B、C、D、E、Kなどざっと15種類知られています。
 

 脚気=白米病

ビタミンB1欠乏症の脚気は、欧米人には少なく、白米を主食とする日本人には昔から多く発症しました。

『枕草子』の「病は、胸、もののけ、あしのけ」の「あしのけ(脚の気)」や、江戸時代の「江戸患い」が脚気であるのはよく知られています。

 ちなみに枕草子の「胸」は「胸の病気か胃痛」、「もののけ」は「生霊や死霊が人について悩ますもの」で、いまいう精神・神経疾患のことでしょう。



 転ばぬ先の知恵

 年越しの準備で家の中をあちこち動き回る時期。

 まずは身支度。動くと汗ばみ、外に出ると急に冷えます。

 体温調節できる重ね着を─

 スリッパは滑りやすく、脱げやすい。

 足にフィットする室内履きを─。

 うっかり転んだり、腰を痛めたり…。元気なシニアほど要注意!

 こたつやストーブなどのコード、敷物の端のめくれ、床の段差…など、足を引っかける“障害物”にしっかり気をつけましょう。

 高いところの物や足元の物をとるときは、

 不用意にイスから下りたり、

 不自然に腰をかがめたり、

 椅子や脚立の上で体のバランスを崩さないよう、

 昇降のさい足を踏み外さないよう、

 よくよく心してください。


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